幸せに輝け

2016.1.14(木曜)愛する息子は『親の意向だから』と言って自死を選びました。
生きるとはなんなんでしょうか?

思い出すからね

昨日、頑張った。

がむしゃらに働いた。

みんなの話に、「そうなんですか?」などと、相槌うって。


別に可笑しくなくても笑った。

会社の足並みに、頑張って揃って生きた。


今朝、むちゃくちゃ胃が痛い。


昼飯食べたら眠くなる。だから食べなくなった。書類が作れないから。仕事が仕上がらないから。


朝飯は元々食べない。たまに、旦那の弁当の卵焼きの残りを摘むかな(笑)


晩飯は、焼酎とおかず。飲みすぎたら、ミニラーメン。昨日は、妖怪ウォッチのミニラーメン。


だから胃が痛いのか…。変な食生活になったもんだ。


兄ちゃんは、朝起きないから朝昼兼用菓子パン生活だったね。

うちでは、朝昼兼用巻き寿司。晩飯は好物を作ったね。ハンバーグに、生姜焼きに、イカとブロッコリーのバター炒め…他には何があったっけ?


ヤバイ。忘れてしまいよるかな、兄ちゃん。


とりあえず、今日もがむしゃらに働いて、週末ゆっくり兄ちゃんのことを思い出すよ。

巻くか、巻かぬか。

一歩一歩

歩み、進んでいるはずなんだけどね。


息子への想い。

娘への想い。


毎日考えているんだ。


今日は頑張ろう。

今日も頑張ろう。


でも、何だか忙しくてさぁ。

気がついたら立ち止まってるみたい。


仕事も頑張ってるんだよね。

同僚、先輩、上司の優しさも分かるんだ。


でも、立ち止まってる。

想い、想ってくれているのが頭でしか分からないんだ。


心は…どこかに置いている。

もしかしたら、あの日から止まっているのかも知れない。


止まっているのを認めたくない。


ネジを巻いてみようか、巻かないでいようか。


靄の中、霧の中、土砂降りの雨の中で蹲っている私の本心よ。


今日を生きたら、また考えが変わるはず。

最後の抱っこ

今日、昼から雨。

でも、息子の納骨は午前中。

雨に見舞われず無事終わりました。


自宅から娘が抱いて菩提寺に向かいました。

途中、元姑を向かいに立ち寄るとパジャマのまま。

「木曜から腰を痛めて、グロッキーだから行かない。」とのこと。


グロッキー

83歳が使うのか?と思いながら菩提寺に移動。


息子が入る墓は、墓石ではなく納骨堂です。

納骨堂に向かう時に、娘が私の横にきて

「母さん、最後に抱っこする?」と言いました。私は息子の骨壷を、ギュッと抱きしめた。


兄ちゃん。最後だね。

母さんが兄ちゃんを抱きしめるのは。

さよならやな、兄ちゃん。


たくさん撫でました。

ギュッと抱きしめました。

息子の重さを感じました。


納骨堂に着くとすぐさま娘に渡し、娘が息子を収めました。

元舅が置かれてる下の段に収めました。


「一段に3つは置けるから、お父さんお母さんも大丈夫。これで一区切りつきましたね。あとはお釈迦様にお任せして3人で力を合わせてください。」と住職の奥様に言われました。

まぁ、本来ならば並んで眠れるんでしょうね。でも私は離婚したから、並ぶことはない。

もう息子と並ぶことは出来ない。


手を合わせながら、何度も何度もさよならを言って扉を閉めました。


再度、元姑宅に行くと「精進落しのお膳を用意したから持って帰って食べて。1つは、こうちゃんのよ」と。


こうちゃんのよって…息子じゃないか。

息子に精進落しのお膳を備えろと?


「あそこは私の里の菩提寺なんやけど、あの住職は継ぎたくないのに継がされてね。継ぐくらいならば寺を焼くって揉めてねぇ。すごい酒飲みで事故も起こし警察の世話にもなってるんよ。まぁ、息子か後を継いでるから大丈夫よ」


意味が分からん。何故に元姑の里の菩提寺に?元舅が勝手に菩提寺を決めたのが気に入らないからって…我が実家の菩提寺にかい。


「本当は納骨堂じゃなくて、私の実家の墓の横に墓石を作りたいんよ。」


何故に?何故に今から墓石を?


一刻も早く立ち去りたかった。グロッキーな方との会話には頭が狂いそうだ。

「櫻雅ちゃん。これは本心よ。私寂しいから遊びに来てね。」

何故に?遊びに来なくてはならないんだ?

何度も何度も遊びに来てねと言う元姑。


息子とのさよならを、私の辛さを吹き飛ばすグロッキー元姑。


あぁ。悲しいのに寂しいのに辛いのに。

息子は私が離婚したから寄り添えないのに。私も息子のそばで眠れるならば…と思ったけど、元姑の言葉である意味お別れできたのかも。


私は私のやり方で、息子に寄り添うことにした。