昨日は息子の月命日。

私は月誕生日と呼びますが…。

そんな昨日の仕事中。書類作りに精を出してたら、ふと背中に手の温もりを感じた。

すごく柔らかい温もりでした。

なんだ？と思ったら、「櫻雅さん。」と優しく呼ばれた。振り向くと、席の離れた先輩が傍に立っていた。

「お返しをありがとうね。私ね、最初名前を見て分からなかったの。10分くらい掃除機かけながら考えて…あっ、櫻雅さんちだって気付いたのね。ごめんね、息子さんのことを直ぐに思い出せてあげれなくて。気遣いありがとうね。」

息子を思い出せてあげれなくてごめんねって。

正直ビックリしました。こんなことを言って下さる方がいることに。

手の温もり、口調、表情すべてに涙が出そうでした。

夜に友達から、墓参りに行きたいと連絡をもらいました。息子を赤ちゃんの時から知ってるから、我がことのように感じてくれてる友達。

兄ちゃん。

俺には頼れる人はいないって書いてたが、兄ちゃんを思って家族以外にも泣いてくれてる人はいるんだよ。みんな忘れてないんだよ。

兄ちゃんにも、母さんがもらった手の温もりを感じて欲しかったなぁ。

すごくあったかいよ。

今朝、元旦那から今の旦那に満中陰志が届いた。

なんだか複雑。

香典をしたら、当然くるお返しなんだが…

まるで他人のお返しみたいな感じ。

手配してるのは知っていたが、本当に届いたらまるで息子を赤の他人のように感じた。

明日、会社に行ったら言われるかなぁ。

届きました。って。

いや、わざわざ言わないか。

要らん心配かな。

明日で2ヶ月だ。

まだ2ヶ月。

もう2ヶ月。

兄ちゃん。そちらでの新生活はどう？

慣れたかい。

寂しくないかい。

困ってないかい。

今日は夢の中で兄ちゃんに質問を返事に困るくらいしそうだよ。

ちょっとだけ疲れ出したのかなぁ。

また、明日から1週間始まるんだけどね。

幸せは、きっとまた来るから。

今は悲しみが強くても、寂しさに押し潰されそうになっても…

生きるしかない。生きなくちゃダメなんです。

息子のように、自ら幕を引いてはダメなんです。

ニュースを見ては、強く思います。

どうか、私ののブログに立ち寄ることがある、未成年の方たち。

どうか生きて下さい。

どうか悩みが深く辛くても、生きて下さい。

私は願わずにはいられません。

未成年の方以外でも、どうか生きて下さい。