幸せに輝け

2016.1.14(木曜)愛する息子は『親の意向だから』と言って自死を選びました。
生きるとはなんなんでしょうか?

手の温もりに

昨日は息子の月命日。

私は月誕生日と呼びますが…。


そんな昨日の仕事中。書類作りに精を出してたら、ふと背中に手の温もりを感じた。



すごく柔らかい温もりでした。


なんだ?と思ったら、「櫻雅さん。」と優しく呼ばれた。振り向くと、席の離れた先輩が傍に立っていた。


「お返しをありがとうね。私ね、最初名前を見て分からなかったの。10分くらい掃除機かけながら考えて…あっ、櫻雅さんちだって気付いたのね。ごめんね、息子さんのことを直ぐに思い出せてあげれなくて。気遣いありがとうね。」


息子を思い出せてあげれなくてごめんねって。


正直ビックリしました。こんなことを言って下さる方がいることに。


手の温もり、口調、表情すべてに涙が出そうでした。


夜に友達から、墓参りに行きたいと連絡をもらいました。息子を赤ちゃんの時から知ってるから、我がことのように感じてくれてる友達。



兄ちゃん。

俺には頼れる人はいないって書いてたが、兄ちゃんを思って家族以外にも泣いてくれてる人はいるんだよ。みんな忘れてないんだよ。


兄ちゃんにも、母さんがもらった手の温もりを感じて欲しかったなぁ。


すごくあったかいよ。