苦手な声
滋賀に住む、次兄の長男が高校生になったので気持ちばかりのお祝いを送ったので、電話がかかってきた。
先ずは次兄と話し、次に甥っ子。
何年も会っていない甥っ子の声が、声変わりしていた。
「ありがとうございます。また遊びに来て下さい。」
「わざわざ電話ありがとうね。高校生活頑張ってね。」と返した。
電話を切ろうとしたら、次兄の嫁、義理姉にバトンタッチ。私、この人が苦手。
「櫻雅ちゃん、わざわざありがとうな。」
「少しですみません。気持ちだけで。」
「あぁ。気持ちだけでええんよ。」
「……。まだ朝とか寒かったりするから、身体気をつけて下さい。」
「櫻雅ちゃんも身体気をつけてな。そしたら。」
「はい、失礼します。」
ブチッと、切れた。必ず先に切るんだよね。それもバッサリ。構わないんやけど。
気持ちの入ってない声と言うか…
淡々としてると言うか…
とにかく苦手。
息子を亡くしたからといって、人のお祝いを無視してはあかんなって送った。
本心は、祝いたくない。
特に今は祝いたくない。
人の道に外れてると言われても、本心はそんなもんさ。
妬み、嫉み。正直、Maxですよ。でも、踏ん張って隠してる。笑って祝ってます。
だからか、相手の言葉に気持ちがないと余計に苛立つ。
酒量が増えるよ、兄ちゃん。
飲み過ぎたら、「また、コタツで寝ましたか?」って、いつもの様に笑って下さい。
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