幸せに輝け

2016.1.14(木曜)愛する息子は『親の意向だから』と言って自死を選びました。
生きるとはなんなんでしょうか?

またね。って続けたい。

昨日、今日と娘の総体にて休みを取っています。本番は今日なんですが、気になることがあり1日余分に取りました。


気になることとは、前職のケアマネージャー時代の利用者さん。名前をAさんにしますが、現在80過ぎの女性です。


ずっと1人で生きてきた方ですが、転倒したものの、幸い打撲のみで済みましたが、翌朝足が立たず驚いたそうです。


「何で?何で歩けないんよ」と。


それからAさんは、歩けないことよりも転倒した自分の「老い」に悲しみ、布団から出るのは必要最低限のみとなり、うつ病になりました。


会うたびに、「こんなはずじゃなかった」「こんなに歳を取るんじゃなかった」と嘆かれ、最後は「死にたい」と言われます。


昨日は少し違ってました。相変わらず、うつの苦しみは言うのですが、死にたいは出ない。

少しずつでも回復しつつあるのかと思った矢先に、ポツリと呟かれた。


「寝たら、死ねないかなぁ」と。


生きていても何も良いことがない。

早く迎えが来て欲しい…と。


Aさんの話を黙って聞いてから、私は「そうかぁ。」としか言わない。そして別れ際に「また来るから、ご飯は食べないかんよ。あと、歩けなくなったら、しんどくなるから気をつけてな。』とだけ伝え、握手して別れた。


「櫻雅ちゃんに会えたから嬉しかった。」

「私もAさんに会えたから嬉しかったよ。」


またね。と、お互い手を振りました。



またね…って、息子にも同じようにいい、握手して別れたんだけどなぁ。


またね。

どうか、Aさんとは、「またね。」が続きますように。