「父さん、初詣に行ってきた。午後2時過ぎても長蛇の列やったで。」

もうすぐ80歳になる父。

「お年玉要るの？」

「要るよ。」

息子と同い年の甥っ子。

正月ですものね。浮かれてくれ。

3日は旦那の実家の集まりがある。毎年、手伝いを言われるが、それは嫁の務め。嫁はお手伝いさんだから食べれない。しかし、今年は集まりの日を言われていない。多分、リフォームを断わったから。

いや、息子のことで喪中だから呼ばれないのかも。ならば、そう言えや！ってね。

今日は旦那の希望で外出。

楽しそうな家族連れの中に放り込まれる。

やれやれ、にいちゃん。

他人はともかく、身内と呼ばれる輩の無意識な言動に対し、母さんは毎日「大人試験」を受けてるようだよ。

毎日、晩のお勤めの手を合わした時に答えてや。

はい、まだまだ。

今日はもう少しです。

今日は頑張りましたね。

などなど。

宜しくね、にいちゃん。