無意識の言葉に
昨日、ニュースで32歳の女性が旦那とのことで悩み、通り魔を起こした。
無関係な人を刺したとか。
あと門真市での定時制高校の男子が4人を死傷する事件など。
毎日、何かしら起きている。
みんな、何かしら生きにくいのかも知れない。
昨日の職場で、これらの事件をネタに同僚(60代)達が放った言葉。
「なんか旦那との関係で悩んだ言ってるが、そんなん自分が苦しかったら人を殺すとかじゃなくて、自分が死ねばいいんよ。何が悩みがあるよ。刺された人はたまらんがね。」
確かに無関係の人を殺す必要など、何が理由であれダメであり、もしも理由があっても殺人はいけない。
でも悩んだ人間は、悩みから抜け出せず想像出来ないことをしてしまう。誰かが救わねば…なんて言うのは簡単だが、なかなか言うほど簡単ではない。
しかし、私が気になったのは「自分が死ねばいいんよ。」だ。
深い意味はなく放った言葉だろう。
しかし、死ねばいいんよはないだろう。
死を覚悟するのは並大抵ではない。
息子が自死してなければ私も放った言葉かも知れない。同僚だけを責めるような気持ちをもってはならない。
でも…
「自分が死ねばいいんよ。」はないだろう。
この言葉が仕事中に反復してしまい、どんよりしてしまった。
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