幸せに輝け

2016.1.14(木曜)愛する息子は『親の意向だから』と言って自死を選びました。
生きるとはなんなんでしょうか?

苦しみを取り除いてやりたい

娘の参考書を買いに本屋に行ったら、死んだ人はどうなるのか?どのようになるのか?を書いた本を見つけた。


ページを開き、目次を探す。


『自殺した人はどうなるのか』


真っ先に開いた。


読んでみたところで、誰も行ったことの無い世界なんで、作者の文章には「◯◯だそうです。』と書いてある。


娘と2人で『でしょうね。』と笑った。


だって、みた人がいないから。

体験談ではないから。


ただ、次に霊視が出来る人のは書き方が違った。霊視で見たらしい。


『しかし、どうなんだろうね。当たってんだか分かんないよね。これをどう受け取るかは読み手次第だよね』


確かにそうだよね。娘の言う通りだ。


痛い、苦しいと言われてもなぁ。本当に息子が苦しんでいるのかわからない。ならば、私は教えて欲しい。


自らの命を絶つと言うのは、まともな精神状態ではない。死んでから『やるんじゃなかった』と後悔しているかも知れない。『死んで良かった』と思っているかも知れない。それは私達自死遺族には分からない。

霊視が出来る方に、今の息子の気持ちを聞きに行けば良いのかも知れないが、聞いた話が本当かも分からない。


『あなたは死んだのだから成仏して』と願えば良いなんてのは、誰しも願っている。

成仏してあの世で楽しんで欲しい、明るく過ごして欲しい。だけど、そんな言葉を掛けたいとは思わない。


成仏は願う。願うが、とにかく安らかな気持ちで、現世の苦しみを取り除いてやりたいと思うのだ。もしも、あの世でも苦しんでいるのならば、いち早く苦しみを取り除いてやりたい。


本を立ち読み次第だけなので、詳しく読み深めれば納得することが出来るかも知れない。


でもまだ、その気持ちが上手く出ない。