幸せに気付けてないんだ。
「幸せになりたいので息子を返して下さい。」
そう思いながら、空を見上げていました。
仕事が辛い、しんどい…よりも、何も考えなく言葉を発する人間にしんどいです。
世の中探せば、私より辛く悲しい人はたくさんいるかと思います。
だけど、私も悲しいんですよ。
笑っているから悲しくない訳ではないんです。
息子を忘れて生きてる訳ではないんです。
「あぁ、来週は息子が帰ってくる。子供とも相性があるやろ。私は息子とは合わないんよね。面倒臭いんよ。でも仕方ないやろ。代休取って世話せんとね。たまらんわい。」
本当に嫌そうに言う60代の同僚。
「贅沢言うな、ボケ」
まぁまぁな、思いを胸の中で吐いてしまった。
私は世話が出来るならば、死ぬ程嬉しい。2度と世話が出来ないから、本当に世話が出来るならば死んでもいいくらい。
幸せボケには、私の苦しみは分かるまい。
だから、知らぬ顔で仕事をする。
台風が近づくからか、空はどんより。
兄ちゃん、どんよりやわ。母さん。
幸せに気付けてない人を見ると。
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