幸せに輝け

2016.1.14(木曜)愛する息子は『親の意向だから』と言って自死を選びました。
生きるとはなんなんでしょうか?

落ち着け

息子の納骨と香典返しの話を済ませて来ました。


とりあえず無事に。


でも全て元姑が、ああしなさい、こうしなさいと元旦那に指示してました


香典返しは、元姑の親戚のギフトショップで金額に合わせて選んでもらう。

納骨は49日をすぎた日曜日に行う。

位牌は元姑の近くの葬儀屋で黒檀のを頼む。


いやいや、ギフトショップに商品を選んでもらわないやろ。

法要は三月にまたがらない行なわないようにするやろ。始終苦しみが身につくって言われから。でもこれは、浄土真宗では間違った考えとされるとかでオッケーとしよう。位牌は…浄土真宗は作らず過去帳でしょう。まぁ、これも寺に寄っては作っても大丈夫って言わこともあるから仕方ない。


ちょっとイラついた。ギフトショップに商品を選んでもらうことに。

やんわり嫌味にならないように、私の知人にはこうしてもらいたいと、下から下から話した。


「分かった。そうするよ。」

ホッとした。


納骨の日が私の母の11年目の命日。

「母さんの命日だ。」

思わず呟いてしまった。


「そんなん関係ない。」

サラッと言われた。

確かに関係ない。でも不思議な感じがしたから呟いただけなんだけどね。


息子のアルバムを見てたら、まるで私を他人扱いした物の言い方。

こんな子だった。この時は俺がこうしたらってアドバイスしたから出来たんだ。この子は…。


僕の息子は…

僕の息子は…


確かに元旦那の子供です。しかし、アルバムの中身を説明して頂かなくとも、私の方が記憶にあるよ。あなたは土日は趣味に行ってたでしょう。臨月の嫁を残して正月だけど遊びに行ったよね。


挙句に、「確か遠征に行ってみんなで撮った写真に、白い紐みたいなんが映ってたやろ。別に兄ちゃんの首に絡んでた訳じゃないけどな。」ですって。

辛いから、そう思ったんやろね。でも、今さぁ、そういうこと言うのか?


分からないから分からない元姑に相談してんだよね。その元姑が「浄土真宗は、あれがダメ

これがダメってのがないんよねぇ」って。

無いから浄土真宗にしたのかい。


でもさぁ、本当は元舅が臨済宗の檀家になり、寺の中の墓地を買ってるよね。元旦那は長男だから臨済宗の掛け軸を買って拝んでもらったよね。

なのに、元舅が亡くなって自分が働いてた幼稚園の寺にしたよね。

(幼稚園の給食のおばちゃんをしてました。)



なんだかモヤモヤした。イラついた。



でも落ち着け、落ち着くんだ私。

こんな怒りを持っていても仕方ないんだから。


私は、あの家を出た身なんだから。


「俺、自主無縁仏がいい。墓に入りたくない。」


息子のツイートから。

香典返し

明日は元旦那と香典のお返しについて話すために会う。


つまり、元家に行くと言うことで

仏壇にある息子の骨壷に会う訳で

改めて亡くなったのを実感しに行く訳です。


息子に会える喜び

息子が居ない悲しみ


息子に話しかける嬉しさ

息子の小さな姿を見る寂しさ


複雑です。


でも、頂いた気持ちをお返ししないと、人として反しますから、奮い立たせて行きます。


だって、頂いた香典の3分の2は私の知り合いばかりですから。


娘が今朝言ってました。

「母さんは何でも知ってるよねって、私が言ったら、葬儀とかに詳しいってどうかと思うよ。お父さんらの年では、あんなに詳しくないけんなぁ。って。やけん、知らんより知ってる方がいいやん!って言ってやった。」


確かに、40代では知ってる方かも。

何故なら33歳で母を亡くしたり、19歳から親の足代わり、長兄の代わりに親族の葬儀や法事に走り回ったから。息子も小さい時から私について回るから般若心経をあげれるもんね。


兄ちゃん、心配してるやろ?

母さんと父さんが揉めないか。母さんがやんわり嫌味を言わないか。


大丈夫よ。心配するな。

母さん、昔より強くなったし父さんを昔よりかわせるようになってるから。


確かにな。


そう思ったやろ?


兄ちゃんが恥かかないように、父さんが恥かかないようにこなすから。

魔の木曜日

昨日娘と電話で話してたら、元旦那が「魔の木曜日やな」と呟いたらしい。


「この前までは、1週間たった、2週間たったってカウントしてたのが終わったと思ったらさぁ、魔の木曜日って」


娘の声は笑っていたが、本当は聞いて辛かったんだろう。


「魔の木曜日やないよ。そんなんは気にしなくていいよ。まぁ、父さんも辛かったからね。仕方ないわ。」

「そうやね、仕方ないわいねぇ。あっ、それでね、今日さぁ学校で…」と違う話に変わった。


ちょっと辛いなぁと思えば、私に話して気持ちを切り換えたらいい。私に当たり散らしたり甘えればいい。


兄ちゃんみたいに抱え込んで、優しさをはき違えたらダメだよ。



昨日、会社の回覧紙に自殺防止のパンフがあった。


「若年層の死因の1位は自殺です。」


自殺する時は精神的に追い込まれています。

だから、早く受診させたり相談出来る場所を…


読みながら、ため息。

息子が亡くなる前なら「そうかぁ」と思ったんだろう。しかし今は「そんなに簡単じゃないです。」と声を荒げそうだ。


ある意味元旦那が言う「魔の木曜日」だった。