名前の由来。
『他人を幸せに輝かせれる人になって欲しい』
そう願って名付けた息子 。
あなたが幸せに輝くのも大切なんだけど、他人を思いやり、他人を輝かせれるような大きな器の人間になってもらいたくてね。
最初は、脩平(しゅうへい)って付けたかったんだ。何事も公平かつ平和に修めれる、修復出来る人になって欲しくて。
でも父さんが、自分が縦に真っ二つに割れる漢字だから、同じような漢字にしたいって言ってね。意味合いなんかはそっちのけだったんだよ。
で、決まったのが呼び名のみ。
『こうき』にするから字画の良いのを探せってね。
ずっと真っ二つに割れる字で選べって言われて、『幸基』にしたんだ。幸せの基本、人生に基本は幸せから…と。だけど何となく母さんは納得出来なくて。納得出来ないってのは語弊があるかなぁ。ただ、なんか違うって思ってね。
幸の字はね、お父さんの親戚、母さんの親戚の中にも『幸』の字が使われてるひとは人間的に素晴らしくてね。だから『幸』は使いたかったんだ。すごく人間として努力してる人だからね。あとは『き』をどの字にするか悩んだんだよ。
輝いて欲しい
ふと浮かんだんだ。
母さん、親に縛られた人生だったからね。伸び伸びと輝いて欲しいと思ったんだ。だから調べたよ。幸輝の画数による占いをね。
すごく良かったんだよ。バッチリだったんだよ。
でもね、結末は占いなんか無かったことにしたよ。幸輝。
母さん、間違ったんかなぁ、やっぱり。
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