手の温もりに
昨日は息子の月命日。
私は月誕生日と呼びますが…。
そんな昨日の仕事中。書類作りに精を出してたら、ふと背中に手の温もりを感じた。
すごく柔らかい温もりでした。
なんだ?と思ったら、「櫻雅さん。」と優しく呼ばれた。振り向くと、席の離れた先輩が傍に立っていた。
「お返しをありがとうね。私ね、最初名前を見て分からなかったの。10分くらい掃除機かけながら考えて…あっ、櫻雅さんちだって気付いたのね。ごめんね、息子さんのことを直ぐに思い出せてあげれなくて。気遣いありがとうね。」
息子を思い出せてあげれなくてごめんねって。
正直ビックリしました。こんなことを言って下さる方がいることに。
手の温もり、口調、表情すべてに涙が出そうでした。
夜に友達から、墓参りに行きたいと連絡をもらいました。息子を赤ちゃんの時から知ってるから、我がことのように感じてくれてる友達。
兄ちゃん。
俺には頼れる人はいないって書いてたが、兄ちゃんを思って家族以外にも泣いてくれてる人はいるんだよ。みんな忘れてないんだよ。
兄ちゃんにも、母さんがもらった手の温もりを感じて欲しかったなぁ。
すごくあったかいよ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。