幸せに輝け

2016.1.14(木曜)愛する息子は『親の意向だから』と言って自死を選びました。
生きるとはなんなんでしょうか?

老女の言葉に

今日は広島に原爆が投下された日。

朝から慰霊祭や、72年前の悲劇を語る番組ばかり。


老女が語る。


『辛くて悲しくて思い出したくないから話したくない。でも、この歳になり話さない方が胸に溜まり苦しい。』



悲しくて思い出したくないから話さないでは、苦しみが溜まり余計に辛くなるらしい。


重い言葉だと思う。


突然の原爆投下。

全てが灰色に染まり、一瞬にして時間が止まったであろう。


それは自死遺族も同じではないだろうか?


時は巻き戻せないから前を向くが、胸の時計は止まっている。


ふとした瞬間に、あの辛い最悪の場面、あの冷たい息子にあった時には引き戻すが、幸せだった時には戻らない。


原爆と自死。

全く違うけど悲しみを背負っていることは同じだろう。